ternary SFUの省配線化
- 別置きアンプ不要の一体型構成により電気盤の設計が簡単化。軸の追加・変更も容易に行えます。
- モータ~アンプ間のかさばるエンコーダ、モータ、ブレーキケーブルは不要です。
- フィールドバス仕様(CC-LINK,EtherNet/IP,DeviceNet,PROFIBUS,CANopen)は独自のディジーチェイン結線によりさらに簡単・省配線接続となります。
- スリップリング等の高価な配線機材や配線作業工数が削減されます。
- ターナリ―SFUを使うことで、従来サーボのアンプ配置やケーブル配線制約から解放され、アプリケーション機構設計の自由度が増します。
ternary SFUは軸数が多いほど省配線によるメリットが得られます。
下図は、フィールドネットワーク通信接続の例で、通常品での構成とターナリーアクチュエータでの構成を比較しています。
ターナリー all in oneモータでの構成は、2ポートタイプEtherNet/IPデバイスでのEtherNet/IPケーブル接続例です。
通常品の構成で必要となる、ゲートウェイユニット(多軸の場合はさらにハブユニット)・サーボアンプの部分がターナリーアクチュエータには既に内蔵されているため、省略されて左図のようなシンプルな構成になります。(各装置への電源配線の表示は省略しています。)
配電盤からアクチュエータ群への接続は、通常品の場合(モータ線+エンコーダ線)掛ける軸数分が必要になりますが、ターナリーアクチュエータで構成する場合は、軸数が増えてもEtherNet/IPとDC電源バスラインの2本のケーブルで済みます。